いつかキリンになりたい

アイドルとキリンをこよなく愛するWEBの世界の住人です。

関ジャニズムが終わってしまった

1/12、ツアーのオーラスを無事に迎えました。
全13公演、メンバーの皆さんスタッフの皆さん本当にお疲れ様でした!

関ジャニズム、関ジャニ主義という名の10周年ツアーでした。
関ジャニさんは、8周年にいろいろと記念イベント的なものをこなしてしまっていて、

  • メンバーのブース展示も含む丸一日楽しめるトーク・ライブイベント
  • ベストアルバム発売
  • メンバー全員主演の映画公開
  • 初めてのスタジアム公演を含む時代を振り返る系全国ツアー
と、8周年は本当に盛りだくさんでした。
この8周年からたった2年の10周年、正直8周年を超えられることはないかなあと思っていました。

今年、イベントの規模的には、8周年より少し小さいというか、想定の範囲内でおさまった印象です。

  • スタジアムでのライブイベント
  • オリジナルアルバム発売
  • 5大ドームツアー
  • 全員主演映画の続編公開
大きく違うのは、8周年が過去を振り返る一年だったとしたら、10周年は未来を見据えた一年という位置づけだったことでしょう。
何よりも大きかったのは、デビュー当時からお世話になっていたテイチクレコードを離れて自主レーベルを立ち上げたこと。
自主レーベルで、より関ジャニ∞らしい道を進む選択をした彼らが、その「関ジャニ∞道」を示したのが10周年。
ツアーではそれが如実に表れていたと思います。

関ジャニ∞は、ライブで過剰な演出をしません。
2011〜2012年のツアー「FIGHT」では水を使った演出や光る衣装などジャニーズらしい豪華な演出もありましたが、それ以来ずっとセットも簡素で、特効も色つきの炎が目新しかったぐらいです。
今回はなんか観覧車のモチーフがずっと回ってて豪華だなあと思ったけど、ジャニーズの他のグループからするとほんとたいしたことないセットです。

関ジャニ∞は、演出がシンプルな分、音楽を楽しみます。
何よりも音楽が好きな人たちが集まっているグループなんだなと思います。
もちろん、音楽に対する姿勢はかなり個人差があるけれど、特にここ2〜3年でメンバーの方向性が一致してきた印象を受けます。
関ジャニ∞の音楽といえばバンドだなあとわたしは思いますが、全員であんなにイキイキとバンドするところは今年初めて見られました。
横山さんのトランペット、すばるさんのブルースハープと新しい楽器も加わって、新しい関ジャニ∞の音が生まれたツアーだったなあ。
これからまだまだ関ジャニ∞の音楽は進化していくことを感じさせられました。

関ジャニ∞は、MCで楽しそうにしゃべります。
MCがおもしろいジャニーズのグループは多いです。
特にベテランになるほど、MCが楽しい印象です。
関ジャニ∞のMCは、ただひたすらに幼稚です。
たいして中身のない話をグダグダと続けたり、誰かの揚げ足取りから会話が発展したりして、小中学生ぐらいの男子の会話を聞いている気持ちになります(失礼ww)
お客さんを置いてけぼりにして話を進めることも多いです。
内輪ネタも多いです。
関ジャニってMCおもしろそう、って言われますが、そんなことありません。
一見さんなら、KinKi KidsSMAPの方が、見せ物としてのMCの完成度は高いんじゃないでしょうか(見たことないからわからないけれど)。
でも、ただただ楽しそうにしゃべるMCという意味では、関ジャニ∞のMCは随一だと思います。
楽しそうな人を見るのは楽しいものです。
自分の好きな人たちが楽しそうにしているならなおさらです。

それこそデビュー前からずっとこの7人、8人を見続けています。
嫌な思いをしたこともあったけれど、それでもファンであることをやめなかったのは、彼らがたどり着くであろう関ジャニ主義とわたしのアイドルの主義が似ていたからかもしれません。
なーんてことを考えながら、東京に帰ります!
もっと具体な感想はまた書こうと思います!!